給料を上げるために必要な看護師の働き方

職種や病院によって細かい違いはありますが、看護師の平均年収は新卒の20代前半で400万円前後、30代で500万円前後です。
ただし、これは普通に働いた場合の金額で、自身の努力次第で収入を大きく上げることもできます。
収入をアップさせる有効な手段の1つが、昇進です。
看護師長や看護主任などの管理職は役職のない看護師に比べて基本給が高めに設定されており、数百万円以上アップするケースも珍しくありません。
とはいえ、管理職はある程度キャリアが必要な上に病院ごとに人数が決められているため、自身の努力だけではどうにもならないのが実情です。
自分の努力で現状を変えるのであれば、専門の資格を取得する方法があります。
看護師の仕事に関係する資格は、基本となる正看護師免許以外にも数多くの種類があり、専門性の高い資格を取得すると別途手当を貰えるのが通例です。
これらの手当で、月々の給料が数万円増えることもあります。
ただ、自分の仕事に関係のない資格を取っても意味がありません。
内容を理解して、最適な資格を見極めることが重要です。
入院患者の看護をする職場で勤務している場合、夜勤に多く入るのも有効です。
前述した資格と同様、夜勤も基本給とは別に深夜手当が支給されるため、数をこなした分だけ収入を増やせます。
夜勤による収入アップは立場や資格を問わず実践できるので、キャリアが浅い新卒の看護師でも効率良く給料を上げて行くことが可能です。